暗黒期を抜けた今だからこそ正直に書ける話をすると…
26歳~29歳ぐらいまでの私は彼氏にふられ、「いいなぁ」と思う人に出会えても諸事情でうまくいかず、それなのにまわりはいい彼氏を捕まえていい感じに結婚していくので、「なんて不条理な」と憤っていました。
仲がいい女友達のことも素直に祝福できない、暗黒期でした。
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要領よくて、女子で集まるとえげつないことを言って笑いを取っているくせに、男子がひとりでもいる席ではそんな発言は絶対にしない、そんな女友達に憤っていました。
今なら「賢く生きてるねっ★」と思えるけれど、でももともと私はそんなに賢くなくて、よく言うと素直で正直なぶん、あざとい女子がうらやましくも嫌いです。
「彼氏は何も私のことを理解してくれないから、距離を取ってたら結果別れることになった」とケロっというけれど、私は知っている。
新しいもっといい男に出会った瞬間に、彼氏のことが邪魔になって連絡をブッチして遠ざけてそのまま一度も会わずに自然消滅に持ち込んだことを。
彼氏の両親にも「将来を考えている相手」として会っていたことを。
可哀そうな彼氏くんは連絡が取れなくなったその「賢いけどあざといガール」彼女を心配し、個別で私に連絡をとってきたから。
「一人暮らしの彼女と連絡が取れなくて、何かに巻き込まれてないか心配だ」って言ってた。
別れる気ならそう面と向かって言えばいいのに。
自分から別れをちゃんと切り出さない、そんなズルい「賢いけどあざといガール」が私は嫌いだ!と思いました。
彼氏くんは私に言った。「最近自分の両親に彼女を会ったばっかりだったから、両親が[私たち何か彼女に悪いことしたのかな]と気にしたら申し訳ないから、連絡が取れなくなったことを親には言えない」と。
ひどくない?鬼畜じゃない!?
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今こうやって思い出しているのは約3、4年前の出来事。
その「賢いけどあざといガール」Mちゃんは、大手ゼネコンの顔はきもいけど稼いでそうな彼氏に乗り換えて、結婚して、子供を産んでいます。
今は私にも彼氏がいるから、大手ゼネコンと結婚した「賢いけどあざといガール」Mちゃんのことを妬んだりはしないけど。
でもそもそも、私はその「賢いけどあざといガール」Mちゃんとは、仲良くしちゃいけなかったんだなぁと思います。
仮に私がハッピーな状態だったとしても、Mちゃんは私とは合わないタイプの女の子だった。
「何か妬んじゃう」「この女の子苦手かも」って思う時、それは自分の状況がよくないことによる嫉妬の可能性もあるけれど、もともと本質的にその女の子とはウマが合わない…という可能性もあるよ!
何かのタイミングとかが合わなくて、一時期仲良かった女友達とちょっと疎遠になったとしても、芯でつながってる女友達とは何だかんだまた自然に交流がもてる。
ちょこっとぎくしゃくして、それっきりになってしまう女友達とは、所詮そこまでの関係だったということ。
変に自分を責めないように。
と、31歳になった私が年下の妹たちへお伝えしておきます。
カルディで買った12%のスパークリングワイン375mlを、ひとりで飲み干してちょっと酔ったかも。
「女の敵は男じゃない。同じ女だ」と悟り始めた31歳アラサー独女です。
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