友達に貸した6万円。2年半経っても返ってくる気配がない

友人がカード地獄に陥っている模様。

学生時代からのお友達(33歳独身、彼氏なし)がどうやらカード地獄に陥っている様子です。

私はその友達(Aとします)と大学時代に知り合い、腐れ縁でここまで10年以上仲良くしてきました。

お互い大学生の時に実家を出て一人暮らしをしていたため、困ったことがあれば色々と支えあっていました。

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長い間一緒にいる分、お互いの家族の問題などを相談しあってきました。

普通に会って楽しくおしゃべりする女友達よりは深い仲だと言えます。

あまり気を使わない分よくケンカもしましたが、いつの間にか仲直りをして楽しくやっている間柄です。

友達というよりも、ちょっと遠い従姉ぐらいの感覚の距離感でした。

<Aちゃんスペック>
33歳
正社員で上場企業の営業職
独身、彼氏なし
ジャニオタ

そのAちゃんは学生時代からお金にルーズで、よく親に嘘をついて仕送りをもらったり、奨学金をもらったことを親に隠して奨学金を遊びに充てたりしていてました。

あればあるだけ使っちゃうタイプでした。

そんなAちゃんは大学卒業後にちゃんと就職し、営業職をしています。

家賃補助も出ているようで、営業職でハードな分お金も結構もらっている様子。

ただ…ジャニオタをこじらせてるのは相変わらずで、遠征(地方コンサートに参加)がすごい。

よく「お金ない」と言いながらも色んな地方にコンサートを見に行ったり、ブランドを買い漁ったりしていました。

何度も「ちゃんと貯めたほうがいいよ」と話をしていますが、ジャニオタを辞める気もないようで、散在してばっかりいます。

それでも自分で稼いだ分を好きなように使うこと自体は全く問題ないと思っていたのですが…

昨年ごろから急激に金回りが悪くなってきたようで、一緒に食事をするときなど「今カードが使えなくて、現金も持ち合わせがないから次回会ったとき払っていい?」と会計を渋るようになりました。

一緒に買い物に行ったときに「カードが使えなくて…代わりにカード切ってもらっていい?次の給料日に現金で返すから」と言われたり、怪しいことが増えてきました。

返済はあいまいで、たまにちゃんと次に返してくれることもありました。

ただ、Aちゃんからは貸したお金に関して何も言ってこないので、痺れを切らして私から「あの時の返してほしい」と言って返してもらう…ということがちょくちょくありました。


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それでも昨年のそのころは「最近私カードを使いすぎちゃって本当にピンチなんだけど、もうこんなことにならないよう気を付ける。反省している」とかなり凹んでいるようすでした。

それを見て「あぁ、最近はじけすぎちゃったんだな。でもめっちゃ反省してるし大丈夫だろう」と思っていました。

ここ最近はあまり連絡を取っていなかったのですが、先日突然電話がかかってきました。

私は出先でケータイを見ておらず電話を取ることができなかったのですが、至急折り返してほしいとのラインが入っていました。

何事かと思いすぐにかけ直したのですが、「えーっと…今すごいピンチに陥ってて…でも言いづらくて…どうしよう」みたいなことを繰り返していました。

私は出先だったので、その旨を伝えると、最後まで要件を言わずに「落ち着いたらまた電話する」と言って切られました。

何となくお金に困ってるのかな…と見当はついたのですが、Aちゃんからは結局何も言われなかったのでスルーすることに決めました。

その数日後、Aちゃんから連絡があり会うことに。

Aちゃんと会うのは久しぶりだったので、私は楽しくお話をしたつもりです。

ただ先日の電話の要件については、聞いても「後で話す」の一点張りで最後まで何も聞けませんでした。

そのまた数日後にAちゃんから電話がかかってきました。

カードの返済に追われていて、ちょっとお金が必要で本当に申し訳ないけど、言いにくいけど貸してほしいとのことでした。

「いくら必要なの?」と聞くと、「できれば20万か30万円ほど貸してくれるとありがたい」とのこと。

めちゃめちゃ大金ですやん!

しかも先日に会ったときにも、きっとお金を貸してほしくて私のことを呼び出したんだろうなぁと思いました。

20万、30万って、ポンッと貸せるお金ではありません。

さすがにそれは金額が大きすぎて無理だと伝えました。

そして私は現在無職で、次の仕事が決まってはいましたがそれまでの休みの期間はヨーロッパ旅行を計画していたり、収入はないのに出費が多い時期だったんです。

その旨も伝えました。

すると「ちょっとでもいいから何とか貸してほしい」と食い下がるAちゃん。

「いくら必要なの?」と聞くと「明日までに6万円貸してほしい」と言われました。

「ちょっと工面してみる」と伝え電話を切りました。

電話を切るとドッと疲れました。

先日会ったときにも、いつお金の話を切り出そうかそればっかり考えてたんだろうなぁ…と思うとやりきれなくなりました。

私はAちゃんと楽しい時間を過ごしたと思ってたのに。

そしてよくよく考えると、なぜお金が必要なのかも聞いていない。(手術代とかならもちろん貸すけどきっと違う)

いつ返すかなどの返済計画も聞いていないし、お金を貸してほしいと言うわりにはあまりにも誠意がなさすぎるんじゃないかと思いました。


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学生時代からよくお世話になっていたAちゃん。

頼まれた6万円を貸す…というかあげるに値する関係性だと判断しました。

もしかしたらちゃんとすぐ返してくれるかもしれない。

でも返してくれない可能性の方が高い。それでもあげると思って貸そう、そう思いました。

……これは2年半前の話。

Aちゃんには、6万円を貸してからラインで誕生日におめでとうを言い合うぐらいで、一度も会っていません。

Aちゃんは明らかに私を避けています。

もちろん、6万円は返ってきていません。

Aちゃんから貸した6万円について、話をされたことはありません。もうなかったことにされてる感じ。

私もあえてもう督促しようとも思わない。

10年以上の仲だったのに、たった6万円でダメになってしまう。

お金って大事だなと思いました。

本当に思い出もたくさんあるし、お世話にもなったし、6万円貸したことは後悔してないです。

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