予定帝王切開での分娩レポ(33歳初産)

帝王切開手術のレポです。

これまでにブログで書いた通り、私は36週目の頃の検診(個人経営の産婦人科)で突然

「恥骨が産道を邪魔する角度でついているのと、赤ちゃんの体重と頭が大きめなのでうちのクリニックでは帝王切開しかできません。どうしても経膣分娩がしたいならNICU等が整った総合病院を紹介します」

と言われました。

もう臨月!というタイミングで妊婦検診へ。 エコーの結果、赤ちゃんは逆子にもなってないし、異常なし。 「初産で予定日より遅れるだろ...
前回からの続きです。 病院から帰宅後、まずは夫婦で話し合いました。 今のクリニックの先生は、説明も丁寧に開いてくれた...

総合病院でセカンドオピニオンをもらって熟考した結果、当初から通っていた個人クリニックで予定帝王切開をすることに決めました。

更新が遅くなりました… 文章を書き溜めて、完成したら投稿して…を繰り返しているため、現状とは少しタイムラグが発生しています。 お...

今回書くのは、帝王切開手術のレポです。

ただかなり簡素化して書こうと思います。

理由は、

①出産から少し時間が経ってしまい、出産の辛さを忘れるモードになっている

②結構辛い体験だったので、リアルに書きすぎて読んだ人(帝王切開を控えている人)を怖がらせたくない

この二つ。

✳︎✳︎✳︎

私はもともと注射の針が怖いぐらいビビリなのと、これまで手術・入院・骨折等の経験がなく痛みに弱いんだと思う。

そして私の場合はおそらく…麻酔の効きがちょっと弱かったんじゃないかなぁと。

なので帝王切開なのに激痛…というより拷問みたいな感じでした。

まず背骨に麻酔の針を入れるところから手術はスタート。

その針がなかなか思うところに入らないようで、何度かやり直ししました。

先生も「あれっ…またダメだな」みたいなこと呟いてて、不安になるぐらい。

無事針を入れて麻酔をしてもらい、効いているかのチェックにお腹の上の方と下の方をちょこっとつままれて、感覚を聞かれました。

お腹から下に効く麻酔なので、お腹の上の方が少し麻痺&下の方が麻痺が強い、となれば正常だそう。

上の方が下よりも感覚があったのでそう答え、そのまま手術が始まることに。

ちなみに、帝王切開では珍しいと思うのですが、立ち合いがOKだったので旦那に手を握っていてもらいました。

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事前情報(byネット)によると、帝王切開は「触られてるな〜」ぐらいの感覚と私は学んでいたんですけどね。。。。

赤ちゃん取り出す時は「内臓まさぐられてる感」めっちゃあったし、赤ちゃん出た後に胎盤をかき出す?時は「内臓かき出されてる感」がめっちゃあった。

後者が特に辛くて、気を失いそうになったぐらい。

繰り返しますが、私の場合は麻酔の効きが弱かったんじゃないかと予測。

全く何も感じない人もいる(と言うよりそっちの方が多数?)と思うので、帝王切開を控えている人はビビらないでください。

個人的に意外だったのは、帝王切開の痛みのピークは「赤ちゃんを取り出す時」ではなく、「取り出した後の後処置」だったこと。

赤ちゃんを取り出すのもへその緒が首にぐるぐる巻きになっていたらしく、かなり手間取っていました。

さらにそれよりさらに何倍も辛かったのが、胎盤を出したり皮膚を縫う作業。

あれは拷問だった。

不幸中の幸いと言っていいのか分からないけど、予定帝王切開を選ぶ時に「痛みに耐えて産んだって経験なしに、母親になれるのだろうか」というよく分からない不安がありました。

帝王切開が痛いのを通り越して拷問だったので、その変な不安感は消えたかな。

(そもそも楽なお産なんてないし、正しいお産とかそんなもん存在しないと思っている。帝王切開、粉ミルク、何が悪いの?…って思いつつも、いざ自分が帝王切開となると私自身も古い考え方に縛られていたことに気づく)

手を握っていた旦那の手を産後すぐ見ると、私の爪が食い込んだ跡がくっきり残っていました。

結果、赤ちゃんは3200gオーバーで生まれ、外に出てすぐギャン泣きするぐらい元気でした。

38w0dの手術で3200gオーバー、へその緒が首に巻きついていたということで、結果的には帝王切開を選んで良かったかなと思っています。

以上、ざっくりですが帝王切開のレポでした。

繰り返しになるけど、拷問だったよ。苦笑

ただトータル30分ぐらいの短時間だったのが救いかな。

何十時間も陣痛に苦しむ経膣分娩の壮絶さは、私は体験しないまま人生を終えそうです。尊敬!

尊敬はするけど、帝王切開も立派なお産だし(頑張った私、偉いよ!)、無痛とか和痛も同じく立派なお産ですよね。

産み方でマウント取ったり優劣つけるなんて、心が貧しい人がいるもんだなぁとネットニュース等見ていて思います。

全ての出産は命懸けだし、全てのお母さんは自己犠牲しまくりで頑張ってるスーパー偉大な人たちです。

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