仕事と育児はトレードオフ?ワーママあるあるに陥っている

娘を産んで、育休を1年半ほどもらい、仕事に復帰してもうすぐちょうど一年。

6時間の時短勤務をさせてもらっている(させていただいている)のだけれど、実際に6時間で帰ったのは多分半分ぐらい。

前にも書いた通り、平日6時間からオーバーしての残業、休日出勤、昼休み潰す(これは無給)で働いている。

年度が終わり、令和5年度の残業時間を振り返ってみると、1日あたり45分〜1時間ほど残業している計算になった。

賞与は月給与×○○みたいな支給のされ方なので、実質6時間の時短になっていないのに、6時間時短の月給与で賞与計算されている私はものすごく損をしている。

うちの事業所で産後に働き続けている人は私が初めてで(他事業所のパートさんは実績あり)、事業所にパパさんはいるけどママさんは私だけ。

仕事の量はフルタイムと変わっていないと私は思っている。

同僚が業務時間中におしゃべりをしていたり、平常心を保てるペースで仕事をしている姿を見ていると、「こっちは昼ごはんも削って、6時間フル集中フルスロットルで仕事しても終わらず、残業や土日出勤してるんだけどな。で、もらえるお金減ってるんだけどな」とモヤることがある。

その同僚たちに迷惑かけつつ育児休業&時短勤務をゲットしたことは理解してるんだけど。

Yahoo!トップに「子持ち様」関連のニュースが上がっているのを目にするたびに、

「Yahooトップに出てるってことは、私の同僚たちもこれ目にしてるんだろうな。どう思ってるんだろ」とヒヤヒヤする。

今の職場は雇用や福利厚生が安定していて、給料は安いけど女性が細く長く働くのには適している。

同僚にも恵まれているけど、出向で来る上司たちに毎回振り回されて当たり外れあるので疲弊する。

客観的に見ても、私は給与の割に業務をこなして貢献していると思う。

上司から頼まれてやる仕事だけでなく、「部下」と呼ぶ感じではないけど同僚や後輩に指示して振り分ける仕事も増えてきた。

やりがいを感じているけど、「今じゃない感」がある。

目一杯仕事をしてやりがいを感じる生活をしたいのは、「今じゃない」のだ。

だって今は、もうすぐ2歳半になる娘のそばで成長を見守ることが私にとって1番大切なことだから。

仕事を辞めて、娘と過ごす時間を大切にしたい。

経済的にすぐ困窮するわけじゃないけど、私が専業主婦もしくは非正規の時短パート勤務になったら、我が家の収入は減る。

私が正社員でなくなったら、経済面だけでなく夫婦関係、悪く言えば夫婦間のヒエラルキー的なものも大きく変わるよね?

これから40代になって、正社員の再就職が難しくなった時に、「やっぱり私働きたい!」って思っても、今の職場と同じ待遇の職を手に入れるのは難しい。

じゃあ今の職場にしがみつくべき?このまま娘と過ごす時間がもっと欲しいって、不満に思ったまま?

あーーーーーー堂々巡りだ。

「仕事辞めたい」と結婚前から言い過ぎていて、夫は「あーまた言ってる」ぐらいで聞き流している。

夫も保育園の送りなど育児と仕事の両立が大変なようで、「Annieが仕事やめるなら別にそれでもいいよ」と言っている。

でもさ、私が仕事辞めて娘が小4になるくらいまでゆるっと働きつつ育児に重きを置いたとして、その後あまり稼げない状況になって、夫婦喧嘩した時に「俺の稼ぎで生活してるくせに!」みたいなこと言われたら? 無理だ、想像しただけで耐えられん。

じゃあ今の職場にしがみつくべき? こんなに疲弊して家事育児が疎かになっていて「娘の幼い貴重な時間を、こんな過ごし方して将来後悔するに違いない」って思いながら?

あーーー堂々巡りアゲイン。

「仕事辞めたい」「仕事辞めなきゃ」という気持ちが日に日に大きくなってく。

それなのに、肝心の「退職の決断」ができずにいる。

ワーママあるあるだよね?

仕事(お金、やりがい、1人の人間としての社会的役割を果たしたいという自我)と育児(子に愛情を注いであげたい気持ち、自分が子と過ごしたいという希望)はトレードオフなのだろうか。

なんか色々社会の仕組みが間違っている気がするよ。

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