突然ですが、私は友達が少ないです。
広く浅く友達を作って付き合っていた時期もあったけど、だんだん連絡を取り続けるのが面倒になって狭めていった結果、残ったのが10名ほど。
胸を張って言うほどの事じゃないけど、「会いたい」と思う友達としか連絡を取らなった結果、小学校・中学校の友達はゼロです。
当時はちゃんと友達がいたけど、32歳になった今でも親しくしている子は一人もいません。
それでも今、私は十分幸せです。
関西の田舎町で育ちました。
両親どちらかの出身地ではなく、父の仕事の都合でぽっと移り住んだだけの場所。
私たち家族は地元の人間ではありませんでした。
そこは田舎だったので閉鎖的で排他的で、大人になって思い返すと、「よそ者」扱いをされていたように思います。
子どもだった私は大人たちの「よそ者扱い」は感じず、子どもたち同士仲良くのびのびと過ごしていました。
小学校と中学校はその田舎の地元の公立に通い、高校は自転車で50分ほどの隣の市(結構大きい)の公立に進学しました。
大学は都会の私立です。
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2019年に結婚をしました。
主人の希望が強く、ちゃんと挙式披露宴を行うことに。
私は友達も少ないので、正直身内だけのリゾート婚を希望していたんですけどね。
私が結婚式に招待した友人は全部で10名。(親戚や職場の人は除く)
11名に声をかけたのですが、ひとりは妊娠初期かつ海外に住んでいるのでお断りされました。
これは仕方ない。
本当に仲のいい友達にしか声をかけなかったので、ほぼみんな出席してくれました。
(よく「親友だと思ってたのに結婚式来てくれなくてショックだった」みたいな話を聞くので、実はびびってた)
小学校からみんな同じ中学に進んだので、小学校の友達=中学の友達です。
中学の部活の友達なら、声を掛けたら出席してくれたかもしれません。
最後に集まったのが2,3年前かな。
でももう招待しようとは思いませんでした。
みんなとても優しくて好きなんだけど、大学以降に知り合った友達の方が話が合うし価値観が似てる。
もう当時の思い出話以外には、共通の話題がないんです。
私の大切な友達たちの多くは、大学時代に出会った子たちです。
結婚式に来てもらった10人のうち、8人は大学時代の友達、2人は高校時代の友達。
みんな本当に大切な友達で、海外や遠方からも快く出席してくれました。
つくづく、友達がひとりも残っていない私の小中学校時代は一体何だったんだろう…と思う。苦笑
9年のあいだにたくさん友達がいたはずだけど、大人になって連絡を取り続けたいと思える子はいない。
よっぽど「私の性質」と合わない子たちと一緒にいたんだな、と思う。
当時は十分楽しかったんですけどね。
いじめられてたとかじゃないし。
何が言いたいかというと、
今本当に気が合う友達に出会えていない小中学生の子たちも、これから高校や大学に進学したり、社会人になって働き始めたときに本当に友達に出会える可能性があるよ!
ということ。
10人の友人をはじめ、親戚や職場の人が参列してくれたおかげで、私はとっても幸せな新婦になれました。
友達は数じゃなくて質だよ!
今は本当の友達に出会えていなくても、これから先きっと出会えるよ!
この投稿のアイキャッチは、実際に結婚式で使ったブーケ。
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