アムステルダムと言えば、飾り窓が有名だそうです。
私はこの「飾り窓」とフレーズを、この旅行の計画をたてはじめるまで聞いたことがありませんでした。
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男性には馴染みのある言葉かもしれませんが、私のように「飾り窓って何?」と思った方のためにwikipedia「飾り窓」を貼ります。
wikipedia「飾り窓」⇒こちら
簡単に言うと「政府からの許可を得て、合法で売春をしているところ」のようです。わお!
アムステルダム旅行の準備をしていると、「飾り窓ツアー」「red light district tour」がよくヒットしました。
気になるけど、女一人でそんな治安の悪そうなとこ行くわけにもいかない…
と思っていたところ、現地ガイド付きのツアーを見つけました。
大人限定!夜のアムステルダム ナイトウォーキングツアー<2時間/アムステルダム発>
【写真は上のリンク「ベルトラ」サイトより】
念のため主張しますが、上のリンクはアフィリエイトなどではありません…
私がベルトラから利益をもらうことは一切ないのですが、単純に私が自腹で体験して良かったのでオススメとしてこのブログで紹介します。
下の「注意事項」にも書いていますが、飾り窓エリアは写真撮影禁止が徹底されているので、残念ながらこの記事に写真はありません。
1. ツアー概要
2. 参加者層
3. 注意事項
4. 英語レベル
5. 学んだ内容
6. 感想
1. ツアー概要
現地のガイドさん(60歳前後かな?太っちょの白人おじさん)が、観光客を率いて飾り窓エリアを案内してくれます。
私が参加した日は、16人がひとつのグループになり上記のガイドさんに引率されました。
約2時間、飾り窓エリアを歩きながら要所要所で立ち止まってガイドさんの説明を聞き、途中でred light secret museumに入ります。(museumのチケット代はツアーに含まれる)
そのまま飾り窓エリアで解散してもok、ガイドさんは飾り窓エリアを抜けた大通り(集合場所付近)まで引率してくれるので、私は大通りまでついて行きました。
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2. 参加者層
カップルや夫婦での参加者が多かったように思います。
出身は分かりませんが、白人が多かったです。
中東の夫婦、中国の夫婦もいました。
ワシントンから来たという60代後半に見えるご夫婦は、ガイドさんと下ネタも交えながらジョークを言い合っていました。さすが欧米です。
驚いたのは80代ぐらいの杖をついたおばあちゃまが参加していたこと。
ブロンドの地毛を緑に染めた(ファンキー!!)お孫さんらしき20代前半に見える女性とふたりで参加していました。
あとは50代ぐらいのお母さんと、20代の息子…という組み合わせの参加者もいました。
日本人の感覚ではちょっとびっくりしますが、みんなガンガン質問もするし下ネタ込みのジョークで笑いあっているし、いい意味でカルチャーショックを受けました。
ひとりで参加していたのは私と、韓国の女性だけでした。
お互いおひとりさま参加ということもあり、韓国の女性と少し話をしながらツアーを周りました。
彼女はアムステルダムの次にアイスランドへ行くそうです。
3. 注意事項
ツアーの初めにキツくガイドさんから言われるのが「写真は撮っちゃダメ」ということ。
飾り窓エリアには至る所に「NO PHOTO」と書いてあります。
飾り窓に立っている女性たちのプライバシー保護のためだそうです。
誤解を招かないためにも、カメラやスマホはポケットにしまっておいたほうがいいと思います。
4. 英語レベル
ツアーは英語で行われました。
アメリカ人が多かったからなのか、ガイドさんの英語は結構早くて私には難しかったです。
【写真は「ベルトラ」サイトより。私が参加した時もこんな感じでした。】
私は英語が得意ではないので、大枠だけ聞き取った感じです。
もっと英語が理解できたら…と凹みました。
ただ英語に自信がない人でも、十分に勉強になるツアー内容だったと思います。
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5. 学んだ内容
もともとどんな歴史的経緯があって、アムステルダムに飾り窓ができたのかなど教えてくれます。
働いている女性たちの出身地や、値段交渉についてもガイドさんが話をしてくれました。
東欧からアムステルダムに出稼ぎに来る若い女性が多いそう。
4、5年働いてお金を貯めて、故郷に帰って飾り窓で貯めたお金をもとにマンションを買ったりビジネスを始めるというのが彼女たちの夢になっているそうです。
これまで最高齢で81歳(私の英語のヒアリングが正しければ…)の女性が、飾り窓に立ち接客をしていたそうです。すごい!
他にも、ショーをやっている老舗のお店(real sex showと書いてありました)の説明や、アムステルダムでは売春と同じく合法な大麻についてなど、いろんなお話を聞けました。
英語だったのであやふやな箇所が多いです…
間違ったことを書いてしまいそうなので、ツアーの内容はここまでにしておきます。
6. 感想
男性たちはそのまま遊びに行っちゃえばいいですが、女性は見学だけ…というのも気が引けますよね。
女性も男性とは違う意味で、飾り窓に興味を持つことは多いと思います。私はそうでした。
ただ日本の風俗店がたくさんあるようなとこには、なかなか行く機会がないですよね?
海外で「旅行客」になれると、今回参加したようなツアーで堂々と売春街を見学することができます。
色々思うところはありますが、アムステルダムの飾り窓エリアガイドツアーに参加してよかったです。
ひとりでは怖いし行きづらい場所なので、ガイド付きツアーで行くことをお勧めします!
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