母がペーパードライバーの私に運転の練習をさせたがらない

ついさっき一緒に住んでいるお母さんとちょっとケンカした。

30歳にもなって私はペーパードライバーだ。

26歳のころにみんなより一足遅れて免許を取り、そこから一度も車に乗っていない。

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新卒からは東京に住んでいたし、車を運転する機会は正直なかった。

今も駅から徒歩10分弱の家に住んでいるし、職場はアクセス最高だし、普段は車に乗らなくても生活できる。

でもちょっとスーパーに行ったり、歯医者に行ったり、美容院に行く…となると、東京ほど電車やバスが発達していないためとたんに不便になる。

お母さんと二人暮らしなので、お母さんがいない時に不便なところに出かける必要に迫られると、私は自転車かタクシーで移動しなければならない。

すぐに必要なわけではないけれど、ちょこちょこ運転の練習はしておきたいな、と思っている。

ちょうどGWに北海道に彼氏と旅行に行く計画をたてていて、ちょこっとなら私も運転したいと思い彼氏に運転を教えてもらうことにした。

彼氏も「教えてあげるよ!」と乗り気だった。

でもお母さんに「土曜日に車貸してほしい」と言うと、断られた。

理由は「危ないから」らしい。

通勤で毎日運転するぐらいの練習量でなければ、たまに練習するぐらいでは意味がないと。

変に数回練習したからと言って、すぐちゃんと運転できるようになるわけではない。

中途半端に乗るぐらいなら、危ないからやめたほうがいい。

というのがお母さんの言い分だ。

そりゃそうでしょ、私も分かってるけど…

それ言い出したら私は必要に駆られる(田舎に急に転勤になる、急に結婚して子供が生まれて送り迎えが必要になる)まで、運転するなってことだよね。

でもずっとペーパーのまま、30後半とか40代とか年を取って、急に運転するのってしんどくないですか。

ちょっとずつでも、せっかく教えてくれる人がいるんだから、運転してみるのがそんなに悪いこと?

結局お母さんは、去年買った自分の車を貸したくないだけなんだと思う。

(新車を買うにあたり、私が30万円援助してあげた)

それならそう言えばいいのに。

30歳なのに母親が車の運転許さないって、どんな家だよ。

具合悪くなってバスや電車じゃ行けない病院に行かなきゃいけない時とかも、「自転車で行けるでしょ」「タクシー乗れば」と助けてくれないくせに。

私はいつか自分専用として、ワーゲンのゴルフを買いたい。

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