【クインケ浮腫治療日記①】初めて唇が腫れた時の話

ある日突然唇が異常に腫れあがり、病院で「クインケ浮腫」と診断されました。

聞いたこともない病名…

いつ腫れるのか、何が原因か分からず不安な日々を過ごしていました。

気管や喉が腫れると、窒息して最悪の場合呼吸ができなくなって死に至ることもあるそう。

何度も通院し、ネット検索をして、セカンドオピニオンも受けました。

2018年7月にはじめて病院にかかったとき(救急車を呼んだ)から約1年が経ちました。

症状も安定してきたので、自分の忘備録と同じ病気の方との情報共有のために、ブログに書き残しておこうと思います。

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思い返せば「あれはクインケ浮腫の症状だったんだろうな」と思うのは、2015年10月。

初めての海外一人旅で、NYに行った時でした。

アジアの近場の国しか旅行をしたことがなく、しかも初めての一人旅。

初アメリカということで緊張しまくっていた私。

到着した日の夕方に、カフェに入ってコーヒーとトマトスープを飲んでいると、急に上唇が「じわーーーっ」と腫れてきたんです。

↓↓その時のメニュー。普通ですよね。。。。

最初は「ちょっとしびれるかも」ぐらいの違和感を感じ、鏡を見るとみるみるうちに腫れあがっていきました。

↓↓その時の写真

写真向かって右側、唇の左半分が異常に腫れているの分かりますか?

あわててネットで「唇 腫れる」みたいなワードを入れて写真検索をし、自分の唇と似た症状の写真を選ぶと「クインケ浮腫」という病名が出てきました。

「喉に症状が現れると、窒息して死に至る場合もある」という記載を見て恐怖を感じたのを覚えています。

異常に腫れていたので、日本にいたら絶対すぐ病院に行っていたと思います。

でもNYだったので病院に気軽に行くこともできず…

とりあえず様子を観ていたら、2,3時間後には腫れはほぼひいていました。

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それでも怖くて、夜ホテルに戻って寝るときには加入していた海外旅行保険の緊急連絡先をケータイに登録して、呼吸しづらいなどの緊急時にはすぐ電話できるよう準備をしました。

海外一人旅、こういうとき怖いですよね。

まだ友達とか一緒に旅行している人がいれば、いくら海外でも救急車を呼ぶなり対応してくれると思います。

でも一人だとホテルのベッドでそのまま死ぬしかない…

幸い翌日以降もまったく症状は出ず、「初海外一人旅の緊張とストレスで何かおかしくなったんだろう」ぐらいにしか思っていませんでした。

そこから約2年半、一度も大きく腫れができたことはありませんでした。

今思うと、この時の症状もクインケ浮腫。

初めて唇が大きく腫れた時の記録でした。

2020年現在も薬を服用中です。

クインケ浮腫についてはまた書きます。

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