出産前の最後のおひとりさま映画鑑賞になると思う。
時間ができたので久々に一人でふらっと映画館に行きたくなった。
出産予定日がずいぶん近づいてきたし、これが最後のおひとりさま映画かなぁと。
マスカレードナイトは旦那さんと観に行きたいねって話をしているので省いて、007か護られなかった者たちへの二択だった。
通り道にある映画館でちょうどいい時間帯に上映されていた「護られなかった者たちへ」に決めた。
せっかく大きなスクリーンで見るなら007かなと思ったけど、三時間超と上映時間が長いのと、レビューによると前作の予習が必要とのことだったので断念。前作見てないんで。
最後のおひとりさま映画にしては内容が暗すぎる気もしたけど、レビュー見る限り評価も高いし「護られなかった者たちへ」に決めました。
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特に驚きもないストーリーだったけど、みんな演技が上手で引き込まれた。
佐藤健くんやっぱ上手だよね。
つい3、4日前にケーブルテレビで全話一挙放送していたドラマ「恋は続くよどこまでも」を見たところだった。
あのドSイケメンのお医者さんと同一人物とは思えない。
↓↓恋つづの天堂先生
目つき顔つき、いでたちから振る舞い、姿勢に仕草、喋り方まで「荒んだ悪人感」が出ててすごかった。(でも実は悪い人じゃない)
↓↓護られなかった者たちへの利根
恋つづの魔王はイケメンに徹してたたけるん。
2回目だけど言わせてください。
同一人物とは思えない。
イケメン役に徹することができるほどヴィジュアル良くて、悪人役もできるぐらい演技が上手で、るろ剣に代表されるように運動神経もいいって…たけるんハイスペ過ぎる。
そして清原果耶ちゃんも上手すぎる。
妊娠初期にNHKで再放送されていた「透明なゆりかご」を偶然見た。
妊娠初期だったこともあり毎話嗚咽を含む号泣をしながら、なんて演技が上手な子なんだろうって思ってた。
透明なゆりかごでは高校生だった彼女は年齢も重ねて、この映画では役所の職員を演じていた。
ちょっと理解できないキャラクターでもあったけど(詳細はネタバレになるのでやめとく)、演技力がすごくてキャラクターへの疑問や違和感をあまり感じず没頭できた。
倍賞美津子さんはじめベテラン陣は安定していて、阿部寛も良かった。
演技力あるキャストしか出てない映画って、逆に珍しくない?
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映画は良かったんだけど、初めて行った映画館がビミョウの極みだった。
その日の動線の途中にあって、上映時間がちょうど良かった、初めて行った小さめの映画館。
レディースデーなど私が利用できる割引が何もない日で、大人1900円だった。周辺の映画館の相場は1800円。
映画を見るときはポップコーンをたくさん食べたい派なので、コーラとのセットを買ったらこんなのだった。
コロナの影響なの?
映画館で作ってるポップコーンじゃなくて、ビニール袋とネットに入ったポップコーン。
映画館の機械で作ってる熱々のポップコーン食べたかったのに。
袋に入ってるからビニールのシャカシャカ音がして上映中食べづらかった。味はスーパーやコンビニで買うポップコーン。
期待してたやつじゃない。
しかも写真のサイズしか売ってなくて、このセットで720円。高くない?
さらにさらに、スクリーンが驚くほど小さかった。
音響も全然臨場感がなかった。
座席はうっすら角度がついた床に並んでいるだけで、階段を使っての段差がなく、後ろの方の席にしたから見づらかった。
やっぱり大手シネコンに慣れてると、小さめの映画館じゃ満足できなくなっちゃいますね。
その分安いならいいんだけど、逆に高いし。
「ハズレ感」があったので、あの映画館にはもう行かないかな。
文句ばっかり言ってごめんなさい。
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実はこの映画を見た日の夜に、関東で大きな地震がありました。
私は関東住みじゃないので何も影響はなかったけど、3.11とその後を描いたこの映画を観た日に地震があって、色々と考えさせられました。
映画は気分転換や、今まで考えたことがない題材について熟考する機会をくれるのでありがたいですね。
私だけじゃなく、お腹の中にいる子供が大きな災害に巻き込まれなければいいと心から思いました。
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