もう9月も終わり。
2020年の夏は、コロナの影響で夏らしいイベントが軒並みキャンセルになった。花火大会とかね。
↓↓去年の思い出
個人的にも7月中旬に突如アトピーが悪化。
続いて8月には一週間会社を休むほどの重度のぎっくり腰をやってしまった。現在は歩けるもののリハビリ中である。
こんな状況で、例年に増して夏を満喫できないまま、2020年の夏は過ぎていった。
すくいあげた水が、手の指の間からこぼれるみたいに、2020年の夏はいつの間にか手の中から消えていた。
子どものころから、夏は私にとって特別な季節だった。
長い夏休み。祖父母の家。ラジオ体操。お祭り。部活。
小中学校のころは、毎年アトピーが夏になるとキレイになくなっていたので、より楽しい記憶が多いのかもしれない。
つくづく私の人生、アトピーに振り回されてるな。
大学生のころ、夏はそれはもう特別だった。
毎年夏に会える人がいて、その人を好きになった。
とても楽しく、切なく、辛い季節だった。
今振り返ると、その時の思い出はキラキラしている。
大学生のころ、私にとって夏は特別だった。
今は…
社会人になってそろそろ10年が経つ。
結婚もした。
もう私にとって夏は、四季のうちのひとつでしかない。
ここ最近はびっくりするぐらい暑いので、毎年うんざりするぐらいだ。
夏。
2020年の夏は、本当に、存在すら認識しないうちになくなった。
またいつか、あのキラキラした心躍るような、毎日が新鮮で刺激的な、あんな夏が私の人生にやってくるのだろうか。
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