お陰様で無事安定期に入りました。
アッキーナのニュースをリアルタイムでヤフートップで知って、泣きました。
全妊婦が泣いたと思う。
自分のことのように思った。
みんな苦しいし、悲しい。
望む人みんなが元気な子供を産めたらいいのにね。
今の私がこう書くことによって、これを読んだ誰かの気持ちはまた崩れるのかもしれない。
本心なんだけどね。
本当に難しい。
***
私が妊娠する少し前、学生時代の大切な友達が不妊治療を受けていたこと。妊娠が分かったこと。でもその一か月後に心拍が止まっていたことを話してくれました。
私もものすごくショックを受けた出来事だった。
彼女の気持ちを想像するだけで、私も落ちこんだ。
そして数か月後、自分の妊娠が分かった。
友達の話を聞いた直後だったこともあり、すごく慎重に日々を過ごした。
思い返すと私の母も流産したことがあると聞いたことがある。
大人になって初めて知った。
ある時親戚が「あの時●●(母の名前)が体調崩して…」みたいな話をしだしたことがあって、よく聞いてみると母が流産した時の話だった。
前の会社の上司が、お酒の席で奥さんが流産したことがある…みたいな話をしていたのも思い出した。
今思うと、上司の奥さんの立場で考えるとお酒の席で部下たちにそんなエピソード披露されたくないだろうな。
男性って、ほんっとデリカシーない時あるよね。
また別の職場でも、当日急に休むことが重なっていた女性の先輩が、上司に悲しい顔で何か報告しているところを見かけたことがあった。
その後何事もなかったかのように毎日出勤していたので、「あぁ、そういうことかな」って思ったりもした。
女性は言い表せない傷を負うので、むやみやたらにそんな体験談は喋らない。
だからみんな(特に男性は)妊娠すれば無事子供が生まれるものだと思っている節がある。
「妊娠=出産」ではないと、私は以前から漠然と思っていた。
***
私にとって今回が初めての妊娠。
マツキヨで買った検査薬を家で使って、陽性だった時、
「まずは病院行って確かめるまでは分からない」と思った。
産科で「妊娠している。でもまだ胎嚢は確認できていないので、来週来てください」と言われた時、
「子宮外妊娠ってのもあるみたいだし、胎嚢が確認できるまでは安心できない」と思った。
胎嚢が確認できた時、
「心拍が確認できるまでは分からない」と思った。
心拍が確認できた時、
「9週の壁ってのがあるみたいだから、それを超えるまではまだ分からない」と思った。
無事9週を迎えた時、
「安定期までは気を抜けない」と思った。
そして安定期を迎えた今、
「まだ妊娠中期。妊娠後期も色んなリスクがあるみたいだから、ほんと生まれるまでは安心できない」と思っている。
子供の名前を考えたり、保育園を調べたりしているととても楽しい。
少しずつ大きくなっていくお腹をさすりながら、喜びと幸せを感じている。
それでもどこかに、不安も抱えたままでいる。
胎児のためにも、心配しすぎずマタニティライフをエンジョイした方がいいって分かってるんだけどな…
***
安定期を迎えた今、会社や周りの人たちに少しずつ妊娠の報告をしているのだけれど、その友達にはまだ妊娠の報告ができていない。
そろそろ伝えよう。
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