【クインケ浮腫治療日記⑧】検査の結果、たどり着いた原因と処方箋

唇の浮腫が続き、原因を探るべく総合病院の色んな科で色んな検査を繰り返した。

↓↓これまでの経緯

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統括してくれていた内科の先生が導き出してくれた結果はこんな感じ。

①血管性浮腫、クインケ浮腫で病名は間違い無いだろう。

②血管性浮腫は遺伝性のものと、後天性のものがある。遺伝性の方が命に関わるような深刻な状況になりやすい。私の場合は血液検査で遺伝性ではないことが分かった。

③血液検査を重ねた結果、毎回好酸球の値が高い。もともとアトピーのアレルギー体質だし、好酸球の高さが浮腫に影響している可能性が高い。好酸球の値を下げるため、抗ヒスタミン剤としてザイザルとトランサミンを処方する。

遺伝性のものでなくて一安心でした。

遺伝性のものの方が、気道や喉が大きく腫れて窒息して死に至る…みたいな重症化リスクが高いらしい。

ザイザルは初めは飲むとすぐだるくて起きていられなくなり、身体に合わないようだった。

先生にそう報告すると、一日一回、夜だけの服用になった。

トランサミンは一日三回毎食後に飲んで特に副作用はなかった。

↓↓飲み続けているザイザルとトランサミン

こうして、ザイザルを一日一回夕食後、トランサミンを一日三回毎食後に飲むようになった。

すると…そこからは一度も大きく腫れることはなかった。

***

2021年6月現在まで薬を飲み始めてからは一度も大きく腫れていない。

毎回総合病院に通うわけにもいかず、内科の先生に紹介してもらった家にまだ近い個人経営の皮膚科に紹介状を書いてもらった。

念のためその個人経営の皮膚科の先生にも今までの検査結果や症状を伝え、セカンドオピニオン的なものをもらった。

その先生も、総合病院の内科の先生と同じことを言っていた。

引き続き抗ヒスタミン剤で腫れを防ぎ、そうしているうちに薬を飲まなくても落ち着くこともあるからね、という言葉を希望半分に信じることにした。

続きます。

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